pornpare.comの開発日記

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サービス開発において前提としている仮説等

よくスタートアップ界隈だとMVP(minimum variable product)や

PMF(production market fit)という概念で、

課題(issue)と解決策(solution)の検証を行うようですが、

似たようなことを私も考えていたりします。

 

今回はpornpare.comの方向性を決めるにあたり前提としている

仮説等をまとめたいと思います。

 

## 前提としている仮説

1. ユーザは既にある程度嗜好性を確定させた状態でエロサイトを訪れ、特定の女優やカテゴリーの動画を探す。
2. つまりエロサイトにおいてはユーザが満足する(抜くに値する)動画に最短でたどり着けることがユーザにとって最大の価値である。
3. つまり自分の興味外の動画については興味を示しにくい、しかしその一方で嗜好性の範囲内で新しい気付きがあればそれはそれで嬉しい。

 

## 判断しかねていること、かつ今後の開発方針に関わること

4. エロサイトの訪問には「ぬくこと」以外のニーズは潜在的だとしても存在するのか。
5. 「ぬくこと」に対してどこまでの対価を支払うのか。

 

1つずつ見ていきます。

1. 

これは誰をターゲットにするかにも依りますが、

性に目覚めたばかりの小中学生でもない限り、

男性の性癖は決まっていると思っています。

なのでユーザーはある性癖に則り女優はカテゴリーを選定する、

というのが1つ目の仮説です。

2.

なのでエロ動画サイトにおける最大にして唯一の価値とは、

自分の性癖を満たす動画に最短でたどり着くことである

というのが2つ目の仮説です。

3.

既に述べた通りユーザはある程度、

自分の性癖を満たす女優・カテゴリーを知っています。

ですが自分の性癖の範囲内で

新たにそれを満たす女優やカテゴリーを知ることについては

喜びを感じるとういのが3つ目の仮説となります。 

 

4.

これはかなり悩んでいる点です。

1,2,3の仮説は世の男性は唯一にして最大の欲求である

性欲を満たすためだけにエロサイトを訪れることを前提としています。

ですがもしそれ以外にエロサイトを訪れる動機があれば

この仮説は前提から崩れることになります。 

5.

4に近い話かもしれません。

エロサイトを訪れる目的は性癖を満たすことであるとすると、

ユーザはその欲求を満たすためにどれだけの対価を支払うのでしょうか?

今現在私が具体的に悩んでいることとして、

サービスにどれだけ人の気配をさせるかというものがあります。

 

たとえばニコニコ動画のようにエロ動画再生中にコメントが流れる

みたいなのは確実にアウトだと思いますが、

自分と嗜好性の似たユーザのお気に入り動画ディレクトリが見れるのは

セーフかもしれません。

あくまでも自分の性癖を満たす動画にたどり着くためであれば

ある程度の人の気配は許されるはずです。

ではそれがどこまでがセーフなのかというのは議論の余地があると思っています。

 

以上いまいま考えていることのまとめでした。

 

追伸、

現在動画のカテゴリー付けについてより検索を行いやすいように

新規の開発を行っています、

近々リリースできると思いますのでその際はまた記事にしたいと思います。

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